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子宮筋腫核出手術、当日の事

一カ月が経過して、一昨日は手術後初めて友人と半日会いました。
ちょっとだけ電車に乗って、ちょっとだけ歩いて、
あとはずーーっと座りっ放しだったのに、
帰宅したら何もしたくなく、食事も入浴もせずに寝てしまいました。
睡眠不足もあったのですが、思った以上に疲れやすくて、改めてショックでした。

昨日は親戚の怪我の為に、やはり昼過ぎからずっと病院に。
一昨日程は疲れなかったので、ちょっと安心でした。
その時、三角巾を買いに行ったのですが、すぐ横にあった
腹帯に目が行ってしまいました。安かったら買う所でした(笑)。

いまだにお腹に何かがちょっとでも当たると痛くて、
腹帯が欲しいな〜と思ってみてしまったのですね。

さて、やっと手術の話の続きが書けます。

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投稿者 Taka : 15:36 | 体験記・子宮筋腫〜筋腫核出手術とその後

子宮筋腫の手術の前日に入院して、
手術前検査は全て一週間前に済ませた事もあって、
入院した夜は何もする事がありませんでした。

夜9時以降は絶食でしたので、手術当日の朝食もありませんでした。
ただ、飲み物は「手術の直前までとって下さいね」と言われていたので、
手術後の事を考えてあらかじめ買っておいた2リットルボトルの水と
お茶(鉄剤を飲んでいたのでハトムギベースのもの)をせっせと飲んでいました。

手術は午後3時頃からと言う事で、9時頃だったかな?
看護士さんが来られて今日の段取りを説明して下さいました。

手術後、当分入浴が出来ないと思うと、入浴&洗髪したかったので、
できたらシャワーを浴びさせて下さい、と頼んでいたところ、
10時頃に呼びに来られて、スッキリする事ができました。
この時に術着に着替えました。


その後で剃毛、点滴などをしてくれました。
剃毛は前回FUSの時に、結構苦労して家で済ませて行ったのですが
もっとですね〜、と言われて病院で再度してもらう事になったので、
今回ははじめっからそのつもりで、何もしませんでした。
そんなわけで、前回は結構きれいだったんですが、
今回はこれでいいの?という位にざーーっと剃っただけで、ザリザリしていました。

点滴は左右の腕に1つずつ(片方は輸血にも対応出来るように太いもの 後で知りました)、
FUSの時のように、ここで尿道カテーテルを入れるのかと思っていたら、
それは酸素と一緒で、麻酔後にしてくれるそうで、点滴だけつけて待つ事になりました。
昼過ぎから母と叔母が来てくれましたが、2人がうるさいのでそれで気が紛れたかも?

入院前もわざとバタバタして、手術や筋腫の事は考えないようにしていました。
準備もあまり前からせずにおきました。 基本的に人より怖がりなんです。


3時前に呼びに来られたので、先にトイレに行かせてもらいましたが
…あれ? テレビで良く見るようなストレッチャーは?
とか思ったら、歩いて行くようで(!)自分で点滴スタンドをガラガラ押して行きました…
エレベーターで手術室のフロアに到着。
うお、これこそあのテレビで見るような「手術室」のプレートとドアだ!
さすがにここまで来ると緊張します!
中から手術着?のような格好の看護士さんが出て来られて
名前と手術内容を再度確認して、点滴の輸液パックを持ってもらって中へ。
点滴スタンドは病棟の看護士さんに手渡されました。

緊張して、手術準備室に行こうとして「左です!」と言われました。
自分、ナイスぼけ。
手術台は想像よりかなり幅の狭いものでした。
ここに自分でよじ登って仰向けに寝ました。
あ、看護士さんがミニー・ジェーンのクロックス履いてる。
結構余裕を持っているのだと、自分に言ってみたり。

そこに現れた先生達。主治医の先生と婦人科の部長の先生とが分かりました。
もう一人、知らない男の人の声が聞こえたのは、多分麻酔科の先生でしょう。
その人がマスクっぽいものを軽く当てながら
「眠くなる薬の前に、酸素を出しますね」
と、言った2、3秒で世界がぐるっ!と回り、
「騙された〜(笑)」と思ったところでフェードアウト。

……
………
遠くから「終わりましたよ」と声が聞こえ、大勢の人がバタバタと動く感じがして
なんとなく、自分も「はい」と答えたような、頷いたような気がして
また眠ってしまいました。
しばらくしてまた声をかけられて、
また大勢が何か「そっちひっぱって」とか言いながら慌ただしく動いている感じがしました。
自分が転がされた?ような感覚もしました。
ああ、病室に帰って来たんだなーーー
母と叔母が居るような感じもうっすらとしました。

遠くで先生か誰かの声が
出血がちょっと多かったのですが、無事終わりました。
全部で11個、500グラムありました。
と言っているような……… ぼーーーーっ

しばらくして段々、意識がはっきりして来て
何時?
と確認したら、もう6時でした。
結構長かったみたいです。
手術自体は一時間程度、と聞いていましたが、
手術前の準備、術後の回復などを考えても
トータルで3時間というのは予定を超えていたようです。

退院前に聞かされた事によると出血は400ccちょっと(うろ憶え)、
貧血があった為、自己血は採っていなかったのですが
結局、輸血は使わなかったようです。
その為、入院中は貧血食と鉄剤を取っていました。

また、筋腫は粘膜下の、とても子宮内膜に近い所にあって
剥がすのに大変手間取った為に時間がかかったようです。
このせいで生理の出血がとても多かったようで、
「さぞ多かったでしょう」と先生に後で言われました。


もう時間が遅くなっていたので、母と叔母がはすぐ帰りました。
帰り際に叔母が「あっ、しまった、写メ撮っとけばよかった!」と
言っているのが聞こえて、おかしくなりました。
何、ソレ。 って、そんなの付けたメール来たら恐いって。


意識が戻っているので、事前に言われた通り、
肺血栓や脳血栓を予防する為に、可能な限り足を動かしていました。
もちろん膝の曲げ伸ばしは無理なので、足首から下だけですが。
なので、血行を良くする為の装置は手術中のみでした。

この日は点滴、痛み止めの点滴、尿道カテーテルと
色々な管つきなので、そのままじーーっと寝ていました。
点滴が無くなる頃に看護士さんが来てくれて、検温、血圧と傷のチェックをしていました。
一晩中、大体1時間ごとに来てくれていましたので、
私も、うとうとしつつ熟睡出来ないので、看護士さんが来る度に起きていました。
見やすい所に時計を置いてくれたので、時間も分かって助かりました。


夜中に熱が38度5分ぐらいになっていたので、
氷を当ててもらって気持ちが良かったのですが、
もっと嬉しかったのが看護士さんが「もう腸が動いているから」と
ガスも出ていないうちなのに、コップに氷を入れて来てくれた事でした。
のどが乾いても水は当分飲めないと思っていただけに
枕元に氷があるだけで嬉しくて安心しました。

熱でぼーーっとしている時に、氷を口に入れたら気持ちよくて
他にも、色々ととても気がつく看護士さんに、感謝感謝でした。


翌朝、まだ痛み止めの点滴は残っていたのですが、
なんとなく気分が悪く感じたので、止めてもらいました。
痛みも左程ありませんでした。
あとは入院中に更新していた日記をご覧下さい。


しかし、退院後、色々な方の手記を拝見したのですが(退院後で良かったです…)
皆様、結構麻酔で痛いとか、苦しい思いをされたという事を書かれています。
私の場合、こんな感じに笑気ガスか何かで寝ている間に
静脈注射で全身麻酔されたようで
苦痛も何もないままで、この点は実にラッキーでした。
先生達に感謝です。

投稿者 Taka : 2009年1月26日 15:37

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